私の大好きな桜色
2025.09.01
みなさん、こんにちは、こんばんは。キモトです。最近、暑い日々が続いているからかお風呂上りの一杯が、二杯、三杯と増えてきました。ちなみに、お酒は好きですが寝る直前は飲まないので、お水です。私は、365日毎日湯船に入る人間です。というのも、シャワーだけではどうにも疲れが取れないのと、湯船に入った方が、俄然寝つきが良いのです。夏でも入るので、よく驚かれます。日々疲れがたまる、心が休まらないなあと思っている方、お湯に浸って心身ともに安らぎましょうね。
さて、本日みなさまに私の大好きな色、桜色の作品をご紹介できたらと思います。私はとにかく、儚い薄いピンク色に目がなく洋服や鞄、器などついつい集めてしまいます。私が桜色が好きになった経緯は、あの風鈴のガラス職人さんとの出会いが大きかったと思います。詳細なエピソードは私の第1回目の「クラフェスだより」で書いておりますので、まだの方はぜひ、お読みいただけますと嬉しいです。私が桜色の作品を見つけては胸をときめかせていると、クラフェスチームのみんなに、「またか」という顔をされます。
そんなお気に入りの桜色アイテムの中でも、私の最近の特にお気に入りは暮縞さんの、平皿です。暮縞さんの作品は、繊細なラインが非常に美しく、見ていると雫が水面に落下したときにできる波紋を連想させます。手掛けるデザインの幅も広く、多くの方の心を捉えています。そんな中でも初めて桜色シリーズに出会ったときに、「なんだこれは!?」と大興奮したことを、今でも覚えています。黄みを帯びているわけでもなく、かといって寒色にも寄りすぎていない、ソメイヨシノをそのまま陶器に落とし込んだような、‟あの”桜色をした器やゴブレットなど。私の好みの桜色を射貫いたのでした。あまりにも興奮してクラフェスチームにすぐさま紹介して熱弁していました。そして、とあるクラフトイベントで暮縞さんにお会いする機会があり、ブースにお会いしに行った際に、まずは素敵なテントに目を奪われました。まるで小さな雑貨店が現れたかのようで、中はどうなっているのだろうと、すぐ中に入りたくてたまらなくなりました。ご本人も奥様のキムネコさんも、とても優しく「手紙社のみなさまとご一緒できることが本当に楽しみです」という言葉まで。素敵なご縁が増えたことに私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。そして、ブースの中には桜色シリーズの作品がずらりと並び、私はお話もそっちのけで夢中になって選んでしまいました(暮縞さん、キムネコさん、すみませんでした……) 。なかなか決められず、唸りながら吟味し、本物の花を思わせる、手のひらサイズの平皿に心を決めました。
食器棚に飾られているのを見ては、心も彩られるような気持ちになります。私の中で、お守りの作品のひとつとなりました。みなさんにも思わず惹かれてしまう色は、ありますか?