もうひとつのクラフトイベント
2025.09.24
こんにちは、コイケです。気温も落ち着き、クラフェス日和が続いていますね! どうか当日2日間、お天気に恵まれますように……。そう、もうあと10日で記念すべき初日がやって来ます! そんな中、西の都でも新しいクラフト市が誕生したことをご存知でしょうか? これを書いている前日、9月23日秋分の日に開催された「KYOTO CRAFT FLOW」というイベントです。
「急に違うイベントの話?」と思われるかもしれませんが、KYOTO CRAFT FLOWは、クラフェスそして手紙社と浅からぬ縁のあるイベントなのです。まず、主催の立ち上げメンバー4人。フロントマンは、手紙舎で定期的に個展も開催しクラフェスにも出店する彫金作家の谷内亮太さん。そして、もみじ市の編集長も務めた手紙社のOB・柿本康治さんに、もみじ市のボランティアスタッフや東京蚤の市の出店者として関わってくれていた鷹取 愛さん。souffleの塩見沙由理さんも、もみじ市出店者であり、今年の関西蚤の市にも出店してくれる予定です。さらに、FLOWの出展作家にも、クラフェスに出店してくれる水村真由子さん、もみじ市や手紙舎での展示でもお世話になっている小菅幸子さんに山根大典さん。他にも、西野詩織さん、出口春菜さん、ビジュアルを手掛けているささきめぐみさんなど関わりのある方々が多く、“仲間”として一緒にイベントを育てていきたい気持ちが募るのです。
公式インスタグラムや、クラファンのページを読めば、このFLOWの概要や理念を知ることができるので、ぜひ目を通して欲しいのですが、私たちクラフェスチームが刺激を受けるには十分過ぎる内容で、作り手としてもキュレーターとしても活動する谷内さんの思いを中心に、クラフト、手仕事への愛と熱をひしひしと感じるのでした。
水村真由子さんの展示ブース
会場は、レトロ建築の京都文化博物館別館ホール。クラフェスのGIANTS TOWNとは真逆のベクトルですが、どちらも非日常感、足を踏み入れた瞬間のワクワク感は絶品。クオリティも志しも高い作り手ばかりが集結したその空間は、ずっとウロウロしていたくなるような居心地の良さがありました。この新しい潮流が来年も再来年も、ずっと続いて欲しいと純粋に思います。「知らなかった! 行きたかった!」という関西方面のみなさん、第二回の開催に期待しましょう! そして、東のクラフェスも、京都からの潮流を取り込んで、勝手にバトンを受け取って、クラフト礼賛のうねりを大きく育てていきたい所存です。
WUYさんによる草木染めのワークショップも体験できました
谷内さん、お疲れさまでした。そして、来週(!)またよろしくお願いいたします!
主催の谷内さん(左)と柿本さん(右)