ついにクラフェス明日開催!
2025.10.03
こんばんは! クラフェス事務局のナガオカです。本日は東京クラフトフェスティバル搬入日。出店者のみなさんがテントを立て、作品を並べ、ご来場いただくみなさんをお迎えする準備の日です。写真のように区画された場所に作り手のテントが立っていき、全てが並ぶ頃には、まるで夢の国のような高揚感に溢れ、胸高まる空間となるのです。この球場にテントが立ち並ぶ姿は圧巻! 完成形を見られるのは、今週末だけですのでぜひ足をお運びくださいね。
それにしても、速い、速過ぎる。ようやくみなさんにお披露目できる嬉しい気持ちと、まだ終わってほしくない寂しい気持ちが入り混じって、泣きそうになっています。だって、この数ヶ月本当に楽しかったのです。はじめは出店者探しからはじまり、自分の好きな作家さんの出店が決まった時の喜び、色んなクラフトイベントへの視察で受けた刺激、作り手のみなさんへのインタビューで雲の上の存在だった人たちと距離が近くなれたような嬉しさ。東京クラフトフェスティバル事務局に入って、とにかくたくさんの新しい経験と感情を知ることができました。こんなに心揺さぶられるお仕事に携われて幸せだと心から思います。
先日の区画日から、私は会場装飾のために場内を駆け回っていました。手紙社でいう装飾とは、入場ゲートや会場までのアプローチなどみなさんをお迎えし、喜んでもらえる空間を作ることです。手紙社では、出店者さんのお力を借りて素敵な空間へと仕上げてもらっています。今回のクラフェスで装飾を担当してくれているのは、岐阜県を拠点に、捨てられてしまうはずだった花や流木の数々を活用して空間装飾やフラワーアレンジメントを行うmerry_go_roundの堀さんと永沼さんです。お二人の熱量がとにかくすごいのです。みなさんを一番最初にお迎えする入場ゲート、グラウンドへ続くアプローチ装飾、グラウンド会場へのワクワク感をさらに盛り上げるウェルカムゲート、そしてステージ装飾まで、球場のありとあらゆる場所の造花装飾を手がけてくれています。ご依頼が決まったあと、堀さんは花への愛と熱量の籠ったプレゼンをしてくれて、当日は拠点が岐阜県という遠方にも関わらず、球場という迫力ある空間にも負けないくらいの量のお花を持ってきてくれて、さらには朝早くから会場入りし撤収時間までずっと装花をしてくださっていました。
装飾テーマは架け橋。新球場とクラフト作品が融合する東京クラフトフェスティバルを架け橋としてイメージし、自然の流木や蔦を組み合わせた陸橋や繋がりを思わせるようなに仕上がっています。完成した入場ゲート、ステージ装飾、アプローチ装飾。すべてが豪華で美しく、装飾してくれるお二人の横を通るたび、「かっこいい!」「素敵!」と心の声が溢れてしまっていました。入場ゲートを装飾している時には、道ゆく人が写真を撮っていたりと、誰かの心に響くものを作るお二人に尊敬の眼差しを向けながら、サポートさせていただきました。
出来上がった入場ゲートをチラ見せ。夕日に照らされる姿が華やかで美しく、ぜひ早くみなさんにも見ていただきたいです! さあ、いよいよ明日から東京クラフトフェスティバルが始まります。作り手、GIANTS TOWN STADIUM、事務局、クラフェスに関わってきた全員の集大成をご覧あれ!