太田一永

主に獣害として駆除される鹿や猪の革を素材にものづくりをしています。季節毎の花弁や、種をついで育てる藍の生葉を直接革に擦り付けて模様を描きます。素材となる革は、野生の動物のため傷や穴などがとても多いですが、その特徴をなるべくそのまま活かせるような作品づくりを心掛けています。トレーや箱、壁面作品、オブジェなど革という素材からはあまり想像しにくい作品が多いですが、荒々しい肩部分、仕止める際にできた穴など素材の不均一性を踏まえて生まれた形です。

財布やバッグなど鹿革の特徴である柔らかさ、手触りの良さを感じられる生活周りの道具も展示を予定しています。山暮らしのお裾分けができれば嬉しいです。

「壁掛け」元々の穴を活かし、模様を草木で染めます。

「革箱」名刺サイズ、ハガキサイズ、A5サイズがあります。

「ペン立て」細長いタイプと容量の入る大きいタイプ。

「トレー」キャッシュトレーやアクセサリー置き。

「オブジェ」鯨や水鳥のオブジェやモビールなど。