


大井茉美

現在は茨城県内を拠点に、出身地である山口県の萩焼を作っています。萩焼の温かみのある風合いを生かしながら、自身で調合した釉薬との組み合わせも工夫し、独特な色味を表現しています。食器類や花器を中心に、動植物をモチーフとしたものや、普段使いしやすいシンプルなものまで、幅広く制作しています。今回は初開催のイベントということで、動物の形の花器や動物を描いたマグカップなど、人気の高い定番作品たちを多めに用意できればと思っています。
動物花器は造形にこだわり、一つひとつ手びねりで形成しており、マグカップの細かい絵柄も、一つひとつ手描きで表現しています。時間をかけて制作する作品たちは、すべて一点もので、絵柄の種類も様々です。お客さんたちも、時間をかけてじっくり選んでくださる方が多く、その光景を眺めるのが私にとっては幸せな時間です。新しいイベント、新しい会場で、多くの方々に出会えることを楽しみにしています。

「ドードー花器」造形にこだわっているドードーは、そのままオブジェとしても飾れますが、花を活けると一層楽しげな表情に見えます。

「馬花器」ぽってりしたフォルムが特徴の小ぶりな馬たちは、庭や道端などに生える、小さな草花を活けてもちょうど良いサイズ。

「動物蓋付き花器」花を活けて動物を横に置くと、花を見上げているような景色に。花がないときは、蓋として上に乗せても飾れます。

「動物マグカップ」一つひとつ手描きしている動物や生き物たちは種類が豊富なので、お気に入りをぜひ見つけて貰えたら。容量大きめです。

「花フリーカップ」様々な花のカップは、色味によっても雰囲気が異なります。湯呑みとしても、お酒など注いでも、自由に使えます。

「金彩盃」盃の底に生き物や景色を描き、金彩を施しています。日本酒などを注ぐとキラキラ輝くので、眺めながら晩酌を楽しむイメージ。

「マット釉碗」独自で調合した釉薬を重ね掛けしており、淡い色味とマットな質感が特徴です。麺類やカレーなどにもちょうど良い大きさ。

「マット釉リム皿」表面に薄っすら雪が積もったような質感。リムがアクセントで何でも乗せやすく、色んな場面で気軽に使えます。