鈴木伊美

東京

MAP/47

  • ガラス
鈴木伊美

日々の気持ちや景色などの色彩を作品に落とし込み、出会った方の気持ちが、ふっと抜けるような作品になれば良いなと思いながら、主に吹きガラスにより形を作り、それを曇らせたり削ったりすることで色彩の表情を膨らませています。作品発表は、年間を通し多くは関東圏内のギャラリーにて個展やグループ展、時折イベントに参加し、作品をご高覧いただいています。

今回、色彩が美しくなる季節・秋のイベントですので、秋から冬のイメージのボトルや、月や星、夜空を愛でるのに良き季節に向かってもいきますので、定期的に制作している「月の気持ち」というボトルや月のイメージの作品などと共に、グラスやゴブレット、酒器なども出品する予定です。みなさまとお会いできることを楽しみにしています。

Q.ガラスの道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
ガラスとの出会いは、浪人生の頃です。色々な展覧会を巡り、ある作品に展覧会で出会い、「こんなキレイな素材を使って表現することができるんだ。」と心惹かれたことがきっかけです。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
日々の中で出会う景色や感情、匂いや音など気持ちが動いた記憶や感覚が、制作のきっかけになります。例えば、青と赤が、混ざり合う夕暮れ、森の中の木漏れ日や湿気、友人達との時間等々です。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
手を動かしている時に欠かせないものは、特にはないのですが、手を動かす前、自分の中でイメージをはっきりさせるために、落書きのようなドローイングをすること。そして、1日(制作)の後に「何食べようかなぁー。」は、楽しみにしています。

Q.テーマである「出会った方の気持ちが、ふっと抜けるような作品」が体現された、心に溶け込んでいくような淡い色彩に心惹かれます。色の組み合わせはどのように決めていますか?
表現したい気持ちや空気をイメージし、素直に感じる色を選んでいます。景色であれば、空の移り変りや植物、音楽であれば、音の動きや響き、空気などから感じる色彩を落とし込んでいます。

Q.日々の心情や景色を作品に落とし込んでいるとのことですが、最近特に制作に深く影響した情景やエピソードを教えてください。
「甘いときめき」という作品のエピソードで、私は普段甘いものをあまり食べないのですが、友人達とソフトクリームを食べながらお喋りした時間の空気が、キラキラして「ふふふ」っていう幸福な感じが、素敵に楽しかったので、形をアイスクリームに変え、「ふふふ」を表現しました。

ピクニックと青空のボトル

ピクニックと青空のボトル

夕暮れから月あかり降る夜の街へ。うつり変わる空色をからできた瓶を、時の流れに合わせ並べてみました。

夕暮れから月あかり降る夜の街へ。うつり変わる空色をからできた瓶を、時の流れに合わせ並べてみました。

花器としても、シンプルに使える瓶たち。

花器としても、シンプルに使える瓶たち。

小さなゴブレット達。リキュールや日本酒、ちょっぴり飲みたい時を思う。

小さなゴブレット達。リキュールや日本酒、ちょっぴり飲みたい時を思う。

空を想う。空を見上げ降ってくる空気。小さな感覚を写し込んだ作品。

空を想う。空を見上げ降ってくる空気。小さな感覚を写し込んだ作品。

月の気持ち(シリーズ)お花を飾る時は、月は、片隅へ。

月の気持ち(シリーズ)お花を飾る時は、月は、片隅へ。

瓶に植物をいけてみる。

瓶に植物をいけてみる。