SASAMOTO @.

埼玉
  • 陶芸・粘土
SASAMOTO @.

埼玉県越生町出身。2021年武蔵野美術大学・陶磁専攻を卒業後、現在は埼玉県飯能市のアパートで作陶しています。子どもの頃に絵本を読んで感じたワクワクする気持ちを大切に、手に取る方それぞれの“お気に入り”を見つけてもらえるようなうつわを制作しています。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
小さい頃から手を動かして何かを作ることが大好きで、その姿を見ていた親に「美術大学に行ってみたら?」と勧められたことがきっかけで、美術大学を目指しました。大学ではガラス・金工・木工・陶芸とさまざまな素材に触れましたが、その中で一番しっくりきたのが陶芸でした。土はとても自由度の高い素材で、自分の思いを言葉にしなくても、そのまま形にできます。それは話すことがあまり得意ではない私にとって、自分の気持ちを素直に表現できる存在でした。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
普段は陶芸とは別に調理の仕事もしていて、お菓子作りも趣味のひとつです。レシピを考えたり、形を整えたり、少しずつ完成へと近づけていく過程は陶芸と共通する部分が多く、日々の料理やお菓子作りから新しいアイデアが生まれることもよくあります。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
作業中は音楽やYouTube、アニメを流しながら制作することが多いです。その中でも欠かせないのがBOSEのヘッドホンです。音質が良く、ノイズキャンセリング機能のおかげで周りを気にせず制作に集中できます。長時間の作業も多いので、私にとってはなくてはならない存在です。

Q.様々な動物の愛嬌ある表情を表現するために「実はこんな工夫をしている」ということはありますか?
SNSで愛らしい動物たちの写真や動画を見つけると、つい保存してしまいます。表情やしぐさ、耳や目の角度など、細かな部分までじっくり観察しながら作品づくりの参考にしています。また、フォロワーさんには犬や猫と暮らしている方も多く、時々写真を募集して制作の参考にさせていただくこともあります。

Q.作品ごとに異なる配色や柄のイメージはどのように湧いてくるのでしょうか?
動物の毛色や特徴からデザインを考えることもあれば、逆に「こんな模様を描いてみたい」「この色の組み合わせがかわいいな」と、配色や柄が先に思い浮かぶこともあります。そんなときは、その模様が一番似合う動物は何だろうと考えながら制作を進めています。お菓子や花、季節の景色など、日常の中で「かわいい」と感じた色の組み合わせからヒントをもらうことも多く、一つひとつの作品がそれぞれ違った表情になるよう意識しています。