音喜多美歩

兵庫

MAP/117

  • 陶芸・粘土
音喜多美歩

兵庫県丹波篠山市の窯元『祥公窯』で、関西の展示会をメインに夫婦で作陶しております。近年は植物や鳥、鹿などのモチーフの絵付けやレリーフの作品が多く、アンティークのような風合いをめざして制作しております。今回は人気の高いラヴィエ、オーバルプレート、オクトゴナルプレートなどの絵付け作品、ウォールハンギングなどお持ちする予定です。

絵付けはフランスのアンティークなどを参考にしていますが、日本の要素も取り入れて独自の世界観を出すよう心がけています。また、鹿のマグカップなどのレリーフの作品は釉薬をわざと剥ぎ取るなどエイジング加工を施して、よりアンティークな雰囲気を感じて頂けるように制作しています。カトラリーレストは自然の植物がそうであるように、個々の個性が出るよう、型は使わず一点一点手作業で制作しております。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
籠細工や鉄器などの工芸が盛んな土地で生まれ、それらが身近にあったせいか、昨日までこの世になかったものが人の手によって生み出されていく工程がとても素敵に見え、自然と「ものづくり」の道へ進もうと心に決めていました。

その中で陶芸を志したのは、土のもつ柔らかい性質が、作品作りの上で私を広くいろんな方向へ導いてくれる気がして、陶器というジャンルを選択しました。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
古くから大切にされ、今に残る器や道具たちからヒントをもらうことが多いです。ふらっと立ち寄った骨董屋や、散歩中に見つけた景色や植物など「美しいな」と心が躍る瞬間に、ふっと作りたいものが降りてきます。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
音のある空間の方が集中できるので、常に音楽や物語を聴きながら手を動かしています。

Q.西洋のアンティーク食器のような雰囲気と、日本の食卓に馴染む上品さが印象的です。古今東西の意匠の中で過去に衝撃を受けたものはありますか?
作りたい器の方向性に悩んでいた時、イギリスの女性陶器デザイナー、スージー・クーパーのカップアンドソーサーに出会って衝撃を受けました。それによって、自分の作りたかった作品の方向性が定まったように感じます。日本人である私が作り出すものなので「私らしさ」もプラスしつつ、大好きなフランスアンティークの要素も取り入れながら、いまの作品に反映させています。

Q.スズランをはじめとしたレリーフや絵付など、細部のデザインを施す際、特に大切にしているポイントを教えてください。
植物などの自然を表現しているので、同じデザインを施す時もあえて均一に揃えようとはせず、植物らしく自然のままであることを意識して制作しています。

スズランのレリーフは一枚一枚土を貼り付け、絵を描くように削り出して作っています。絵付けを施す際も、実の数をわざと変えてみたりと、植物の個性を表現できるよう心掛けています。

猫のオーナメント

猫のオーナメント

猫のリエールプレート

猫のリエールプレート

黒猫のカトラリーレスト

黒猫のカトラリーレスト

猫のゴブレット

猫のゴブレット

『Lierre-リエール-  』プレート

『Lierre-リエール- 』プレート

『pebble』コンポート

『pebble』コンポート

透かしオクトゴナルプレート

透かしオクトゴナルプレート

パニエ 壁掛けの花入

パニエ 壁掛けの花入

絵付小皿

絵付小皿