岡村朝子

神奈川
  • 陶芸・粘土
岡村朝子

富士山を望む自然が豊かな大磯のアトリエで、「土と暮らす」をテーマに、草花や鳥、雨など自然をモチーフにしながら作陶しています。畑では、器にのせる野菜や草花を育て、土に触れながら自然の音や香りを感じ、そのワクワクする感覚を器に映しこんでいます。

手にしたときの質感や、使い込むほどに育っていく表情を大切にしながら、日々の暮らしにほっとする時間や、ちょっとした特別感をもたらすような作品を目指しています。会場ではぜひ実際に手に取り、うつわに込められたワクワクを感じていただけたら嬉しいです。みなさまとお会いできることを楽しみにしております。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
父が陶芸家なので、幼い頃から食卓では当たり前のように父の器でごはんを食べていました。身近に土や窯のある環境があり、絵を描くことやものを作ることが好きだったことから自然とこの道を選びました。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
散歩や畑仕事、料理など、日々の暮らしの中から生まれることが多いです。季節の草花や虫、空や光の移ろいなど、小さな自然の変化が作品の色や絵柄につながっています。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
工房から見える自然の景色です。鳥の声や風の音を感じながら制作すると気持ちが整います。作業の合間に抹茶や畑で採れたハーブティーをいただく時間も、大切なひとときです。

Q.素朴な質感と鮮やかな絵付けを両立させるために、土の配合や焼成工程で特に工夫していることは何ですか?
土本来の温もりを生かしながら、土や釉薬、焼成方法の組み合わせを細かく調整しています。試作を重ねながら、質感と色のバランスを探しています。

Q.“土と暮らす”ことを大切にしている岡村さんにとって、自然のエネルギーや季節の移ろいを強く感じる生活は、作陶にどのような影響を与えていますか?
季節ごとの光や風、土や植物の変化を身近に感じることで、制作の感覚も自然と変化します。自然を描くというより、その時々の空気や安らぎを器に映し込めたらと思いながら制作しています。