nuyak-鞄と陶-
奈良MAP/87
わたしたちは奈良県の山間の村で、暮らしを日々楽しみながら制作しています。長﨑絢は庭に訪れるシカやアナグマなどの山の生き物たち、共に暮らす猫たちなど身近な動物をモチーフとして取り入れた作品や、庭に生る実山椒などの植物を写し取った器、秋には庭で拾った栗を使って器の貫入を染めたりします。
長﨑大地の扱う牛革は、牛が生きていた時の傷が残っていることがあります。その傷をそのまま活かして鞄に仕立てたり、近くの山で捕獲された鹿革を使った鞄もあります。生命の証を感じるような唯一無二の鞄をデザインしています。
そんな風に、暮らす中から感じる面白みを載せた作品づくりをしています。百聞は一見にしかず、日々の暮らしを彩るピースとなるような作品を、ぜひ手に取ってご覧いただけたら嬉しく思います。
Q.革・陶芸それぞれの道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
(長﨑大地)以前、福祉関係の仕事に携わっていた際、簡単なものづくりを通して利用者の生活が改善され、喜んでいただけた経験がありました。そのときに自分の仕事のやりがいはものづくりにあると気づき、素材として以前から好きだった「革」の道を選びました。
(長﨑絢)中学生のとき、学校に陶芸ができる環境があり、土から形を生み出し、窯で焼いて初めて作品が成り立つというそのプロセスに面白さを知りました。その後、土木系の設計やフリーペーパーの編集など異業種の仕事を経験しましたが、家族ができたりライフステージが変化しても、長く続けていける仕事をしたいと考えたとき、行きついたのが「陶芸」でした。
Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
(長﨑大地)全く関係のない調べ物をしているときや、ただ革をぼんやりと眺めているときにふとひらめくことが多いです。
(長﨑絢)山々に囲まれた場所で、猫たちと一緒に暮らしています。そこで肌で感じる季節の移り変わりや動物たちの存在、暮らす村の慣習、あるいは美術館や博物館で出会う異文化など。そうした日々のなかで心に残ったものを自分の中で落とし込み、制作へと投影しています。
Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
(長﨑大地)J Mascisの音楽と、珈琲です。
(長﨑絢)大地さんが淹れてくれるコーヒーと、ラジオです。
Q.「縫う(鞄)」と「焼く(陶)」を掛け合わせたユニットとして作品づくりや活動を始めた経緯を教えてください。
同じ工房で制作していることが大きく影響しています。お互いの仕事の様子を間近で見たり、日頃から話し合ったりするうちに、「ひとつのものを作ってみたい」と思うようになりました。そして何より、革と陶の組み合わせにはまだ見たことのない大きな可能性があると感じています。
Q.古民家を自ら改修しながら工房として活用している中で、その環境や日々の暮らしは、作品づくりにどのような影響を与えていますか?
革や陶に囚われず、色々な素材に興味を持つようになりました。それらを自由に組み合わせたり、試行錯誤しながら暮らすことそのものが、そのまま制作の糧になっています。私たちにとって“暮らし”と“制作”は同じ場所にあって、途切れることなくつながっています。
URL
Web:nuyak.base.shop
Instagram:@___nuyak
決済方法
現金, クレジットカード, 各種QR決済
お店の一押し商品はこちら!
猫と、色々なものを描いたオーバルです。モノトーンでクラシックな雰囲気を纏っています。
稜線モチーフの大型トートバッグ。 綺麗な革のものと、傷や血筋を敢えて表にあしらったものの2種類用意しています。
猫と、燭台を描いたゴブレットです。ワインは勿論、ビールや珈琲も美味しく感じる気がしています。
地域で獲れた鹿革を使ったショルダーバッグ。決まった型が無く一つ一つ違った大きさや形のものをつくっています。
熊の群れが取手になったマグカップです。思いの外、持ち難くありません。どの子かと目が合う可能性があります。
オリジナルの革のクラックレザーバッグ。 雪解けしていくように下地の革の色が使っていくうちに現れる経年変化をします。
シュッとした貴族猫の一輪挿しです。スプーンやピッチャーのように使える子もいます。玄関で印鑑入れにしたりも。
革の血筋・皺・傷を見せた丸型ショルダーバッグ。一点一点革の表情が違います。
革製のトレーに陶製の磁石がセットになったカルトン(キャッシュトレー)。お札を飛ばないように留めておくことができます。