ののむらみなみ

愛知

MAP/65

  • 陶芸・粘土
ののむらみなみ

日常の中で手に触れると心灯るような存在を目指して、毎日ワクワク、ときめきながら作陶しています。やきもので作られたブローチや耳飾りの数々。可愛いけれど、可愛いすぎない花や動物をモチーフにした装身具は、年齢を問わず身につけられます。

石のようにざらざらしていたり、ガラスのようにつるつるしていたり。吸い込まれるようにずっと見ていたくなる多彩な質感が魅力の一つです。色とりどりの作品は、すべて「釉薬」と呼ばれる、やきものでいう絵具によって彩られています。

貫入と呼ばれる繊細なひび割れ模様、窯の中でゆっくり育った結晶、ガスを発生させることで真珠のように輝くラスター釉......。窯の中で偶然生まれる美しい模様たちが、花や動物たちを豊かに彩ります。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
小さな頃から、絵を描いたり、ものを作ったりすることが大好きでした。そのまま美大に進み、ずっと「ものを作ることを続けていきたい」と思っていたら、いつの間にか作家と名乗るような立場になっていた、という感じです。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
例えば最近でいうと、自分がイライラ、カリカリしているなぁ、嫌だなぁと思っていて、怒って「シャーッ!」となっている猫の絵を描いていました。その猫のしっぽの先には、ポンッと花が咲いていて、吹き出しで「Take it easy.(落ち着いて、気楽にいこうよ)」と話しています。そんなふうに、自分のそのときの感情や日々の出来事から自然に浮かんできたものを、作品にすることが多いです。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
コーヒーやお茶はすぐ飲めるところに置いてきます。

Q.石膏型を使った成形方法と、生土を一から削り出す成形方法、それぞれどのように意識して使い分けていますか?
主に石膏型を使って成形しています。型では表現が難しい微妙なニュアンス、動物の表情や細かな模様は最後に一つひとつ手で彫り出しています。

Q.金彩や炭貫入などの技巧は、頭にイメージした形を作品として成り立たせるために取り入れてきたのでしょうか? 逆に「これを取り入れることで何か新しいイメージに繋がる」というパターンもあるのでしょうか?
両方ともあります。イラストからイメージに合うテストピースを探して釉薬を決めることもあれば、「この釉薬、素敵だから使いたい!」というところから形が生まれることもあります。釉薬によっては、厚く塗らなければきれいに発色しなかったり、逆に溶けて流れてしまったりするものもあります。そういう場合は、釉薬の特性に合わせて形を考える必要があるので、自然と作品の形にも関係してきます。

陶芸の魅力は、窯の中で最後に完成するところだと私は思っています。新しい釉薬の実験をしていると、予想していなかった美しい表情に出会うことが多々あります。そういったものに出会ったときに、「この釉薬をどうしたらブローチにできるだろう?」と考えるところから、新しい作品が生まれることもあります。

陶器で作られた鳥のピアス、イヤリング。

陶器で作られた鳥のピアス、イヤリング。

陶器で作られた星を持つ天使のブローチ。

陶器で作られた星を持つ天使のブローチ。

陶器でつくられたジョッキーが乗った馬のブローチ。(写真中央)

陶器でつくられたジョッキーが乗った馬のブローチ。(写真中央)

陶器で作られた流れ星にのった少女のブローチ。

陶器で作られた流れ星にのった少女のブローチ。

陶器で作られたたりぼんの仔猫のブローチ

陶器で作られたたりぼんの仔猫のブローチ

陶器で作られたおさかなくわえたノラ猫のブローチ。

陶器で作られたおさかなくわえたノラ猫のブローチ。

陶器で作られた鹿のレトロタイルなブローチ。

陶器で作られた鹿のレトロタイルなブローチ。

陶器で作られた花のレリーフが彫り込まれたブローチ。(写真中央)

陶器で作られた花のレリーフが彫り込まれたブローチ。(写真中央)

陶器で作られたつまみ出された仔猫のブローチ。

陶器で作られたつまみ出された仔猫のブローチ。