野田マリコ

東京
  • ガラス
野田マリコ

東京都東久留米市、調布市の工房にて、吹きガラスとコールドワークによる硝子作品を制作しています。

色硝子の美しさを楽しめる「紡ぐ実シリーズ」は、毎年のように新作を発表している代表作のひとつです。

「氷のような鋳造の花器」を作り始めたきっかけは、大好きな古い家具たちでした。蚤の市などで見つける深い焦茶色の家具に似合う、どっしりとした硝子を作りたいと思ったのです。

硝子でありながら力強さを感じさせるその花器は、塊のガラスに閉じ込められたコポコポとした泡が、まるで時を切り取ったような表情を見せます。重たい枝物も安定して活けることができます。

「パートドヴェールの蓋物」は、丁寧に拵えた砂糖菓子のような、ふっくらと盛り上がった模様が愛らしく、箱そのものが宝物のような存在です。

いつか時が流れても受け継がれていく、アンティーク硝子のような存在になれたら。そんな未来を描いて日々制作を続けています。