中村かおり

東京
  • 陶芸・粘土
中村かおり

土の持つ質感や表情の美しさを伝えるべく、器からアート、装身具まで色々な表現を模索しています。特に、磁器だからできる薄さや儚さを日常の中に感じていただけたらと思っています。

異素材の作家とのコラボレーションも多数行っており、新しい作品が日々生まれてきます。沖縄から出発して、現在は東京青梅市で緑に囲まれて制作中。国内外問わず、色々な場所で展示会をしています。東京クラフトフェスティバルでは、新作などを実際手に取って、手触りや軽さを感じていただけたらと思います。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
小さい頃から絵が好きで、大学に行くなら美大と決めていたのですが、入試の時に絵画は倍率が高すぎたのと、陶芸は技術がないとできないから教わっておこうと思いました。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
雨粒の流れる形や、布や紙の透け感、音楽やテキスタイルや骨董、絵本、旅など、心を動かしてくれるものです。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
ラジオはだいたい聞いています。エプロンをすると作るぞって気持ちになります。お弁当と16時くらいに食べるオヤツがないとエネルギーが持ちません。

Q.ベースとなって作品を支える中村さんの多彩な「白」にも魅力を感じていますが、白という色にどんな思いを持っていますか?
大学2年生で磁器土に出会い、ずっとその白さに魅了され続けています。そこからいろいろな磁器土を焼いて質感を模索しました。ボーンチャイナを調合してみたり、磁器土と他の土を混ぜたり。私たちは素材から作れるので、決まった画用紙に描くのではなく、好きな質感や色合いの素地を生み出せる。そこが好きです。

Q.沖縄に始まり千葉・北千住と、身を置く環境の変化は作品の表情にどのような影響をもたらしていますか?
この4月に引っ越して今は青梅市で制作しています。制作スペースや周りの環境で作品の色合いやサイズ感、作るものも自然と変わってくると思います。でも、基本的にはやってること(考えてること)は20年前と変わらないね、とよく言われます。ずっと心に沖縄を抱いています。