窓の庭

大阪

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  • 金工
窓の庭

太陽の塔の足下、どこへ行くにもギラッと目と目が合うような、大阪北部を拠点に金工作家として活動しています。建築を学ぶなかで、模型制作のために揃えた金属板や糸鋸を使って遊び始めたことが、金属の世界に飛び込むきっかけでした。工芸という隣の芝生が輝いて見えたことを今でも覚えています。

私の作品は、生き物をモチーフにしたものがほとんどです。金工の伝統的な技法と向き合いながら、それらを更新し、常に新しい表現を探求しています。特に、火やその残痕による表情を深く掘り下げ、さまざまな生き物に重ね合わせた、生体におけるナチュラルマークのような傷や痕跡が特徴的です。

現実と夢の狭間を彷徨うような生き物たちが、今日も棲みつく先を探しています。

Q.金工の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
大学院において建築を学ぶなか、建築模型を制作するために揃えた真鍮板と糸鋸を使って、何気なく制作した生き物のブローチがきっかけとなり活動を始めました。建築というビッグスケールに疲弊し、ヒューマンスケールのものづくりを求めていた気がします。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
大阪で生まれ育った私にとって、野生動物は遠い存在で、動物園や水族館を巡りながら着想を得ています。是非はあるものの、生きているうちに見れないような、世界中の動物たちが目と鼻の先にいるという意味で、何ものにも代えがたい場所です。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
図鑑は常に手元にあって、環境的なイメージを膨らませたり、ちょっとしたディテールを確認するために欠かせません。

Q.金属で生み出されたとは思えないほど精緻な動物の造形、リアルな仕草の再現が魅力的ですが、制作する際、どのように頭の中に動物が浮かぶのか教えてください。
金工の中でも「鍛金」は、薄い金属から始まるため、立体感や抽象と具象の関係について考える機会が多くなります。例えば、鼻の穴や眉毛、肉球、爪など、細部を全てを表現するよりも、動物に合わせて取捨選択する方が個性が伝わりやすく、スケッチなどを通して試行錯誤を重ねながら理想の表情を見つけます。

Q.動物ブローチを「こんなコーディネートで着けると素敵」というアドバイスをお願いします。
シャツやワンピース、セーターはもちろんのこと、バッグや帽子にもご使用いただけます。全ての作品にケースが付いているので、身に付けていない時は飾りながら愛でてほしいです。

「アムールトラ」真鍮が野生の強さと美しさを引き立てるブローチ。

「アムールトラ」真鍮が野生の強さと美しさを引き立てるブローチ。

「ミナミコアリクイ」ラッパーのような威嚇が愛らしいブローチ。

「ミナミコアリクイ」ラッパーのような威嚇が愛らしいブローチ。

「レッサーパンダ」必死の威嚇なのに可愛いブローチ。

「レッサーパンダ」必死の威嚇なのに可愛いブローチ。

「マレーバク」白と黒のツートンカラーが印象的なブローチ。

「マレーバク」白と黒のツートンカラーが印象的なブローチ。

「金彫りの熊」木彫りで有名なモチーフのブローチ。

「金彫りの熊」木彫りで有名なモチーフのブローチ。

「エゾシカ」立派な角を生やしてこっちを見ているブローチ。

「エゾシカ」立派な角を生やしてこっちを見ているブローチ。

「アラスカラッコ」顔をモミモミ、毛に空気を溜めているブローチ。

「アラスカラッコ」顔をモミモミ、毛に空気を溜めているブローチ。

世間を騒がせるクマたち。アメリカクロクマ、ハイイログマ、エゾヒグマのピアス。

世間を騒がせるクマたち。アメリカクロクマ、ハイイログマ、エゾヒグマのピアス。

森に棲む仲間たち。エゾヒグマ、ニホンカモシカ、エゾジカのピアス。

森に棲む仲間たち。エゾヒグマ、ニホンカモシカ、エゾジカのピアス。