近藤綾

新潟

MAP/48

  • ガラス
近藤綾

新潟県岩室温泉在住。主にパート・ド・ヴェール技法を用いて器やオブジェを制作。日々の暮らしのそっと寄り添う、ノスタルジーを感じさせるような色や模様がある作品作りを目指す。

ガラス瓶を用いた作品も制作中。

Q.ガラスの道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
大学時代に出合ったチェコのガラスボタンに魅了され、「わたしも作ってみたい!」と思ったのがきっかけです。元々少しガサツなところがある私ですが、ガラスという繊細な素材を丁寧に扱う作業にとても惹かれています。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
新潟の山と海の近くに住んでいるのですが、日々の景色の移り変わりを見ている時ですね。ふと「この景色の色を形に留めておきたいな」と思います。また、刺繍やデザインのパターンを眺めている時や、ドライブや散歩などの移動中にもアイデアが浮かんでくることが多いです。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
普段は移動する時間が多いので、車の中で聴くポッドキャストですね。他の作家さんのお話が面白かったり、自分が思っているけれど上手く言語化できない事柄をポッドキャストから汲み取って「答え合わせ」をするのが楽しいんです。そこからアイデアが出てくることもあります。もちろん、音楽やラジオも制作の必須アイテムです。

Q.工房を構える新潟の岩室温泉、その四季や風土は作品の表情にどのように溶け込んでいますか?
岩室温泉に引っ越してから、作品の色味がよりブリリアント(鮮やか)になってきた気がします。

Q.「中国酒食堂en」を切り盛りしながらの作家活動。食の空間づくりとガラス制作が「こんな化学反応を起こした」というエピソードを教えてください。
自分が作った器を、中華のシェフである夫がどのように扱うかを間近で見られるのはとても勉強になります。想像もしていなかったお料理の盛り付けや使い方をしてくれるので、見ていて楽しいですね。また、料理人から見て「どのような器が使いやすいか」「どんな器が欲しいか」を直接聞けるのも良い刺激になっています。

お店にご飯を食べに来てくださった方をそのままガラス工房へご案内することも多く、「食べる楽しさ」と「作る愉しさ」が合わさって、プラスアルファの魅力に繋がっていると感じています。