凩
東京MAP/63
感覚的に出てきたアイデアを元に、そこから質感や使い心地などを探求するようにしており、これまで革細工においてスタンダードとされてきた既存の手法とは異なるような、独学だからこそ可能な自分なりの新しい提案、アプローチができるよう意識して取り組んでおります。
鞄やお財布といった生活としての革道具の他にも、革で製作した本や球体のオブジェなどの製作も行っております。
普段オンラインでは販売をしていない一点モノの鞄やお財布も、イベント限定として並べる予定ですので、よろしければぜひ足をお運びいただけると嬉しいです。
Q.革の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
見よう見まねで作った初めてのお財布を大切な人へ贈った際に泣いて喜んでくれたことが始まりです。古い鞄を解体し、どうしたら財布として使えるのか想像しながら縫い上げたものです。今思えば改善点だらけなのですが、それでもあの時人生で一番褒められたような気がして、他に何もない自分にもこれならと思えたのが今日に続いています。
Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
本や絵、映画や好きな音楽のMVなどから影響を受けることが多いです。あとは高原や湿原、酪農風景などを目の前にすると体の緊張が解けて深く息が吸える感覚になるので、その時のインスピレーションを大事にしています。
Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
何よりも静謐が大切です。
人工的な音や人の声さえノイズになってしまうので、自然音だけが響く情報量の少ない静かな環境で製作することを大切にしています。手を動かす時には「無」が大切ですが、手を動かす為には手を動かさない時間も同等に重要でして、その時は猫とゲームを思う存分堪能します。
Q.どのようにして独学で革制作の技術を身につけたのでしょうか?
正しさを学ばず「分からない」という状態はある意味で自由にものを作れる状態なので、何度も失敗をしながら自分なりの形に落とし込むということを繰り返してきました。あとは理想の形を追うなかで技術の差分があれば発想の転換で代用してみたりと、純粋な技術力に限らず柔軟な思考も大切だと感じます。
Q.制作へ突き動かされるのは衝動的なものでしょうか? それとも、静かな心情でしょうか?
基本的に革製品は人の扱う道具として作るので感情的なデザインではなく道具として時間をかけて設計をしていきます。時折り作る用途のない造形物(ファインアート)は創りたい衝動が抑えきれず勢いで作ってしまいます。
Q.今後、どのように“ものづくり”に携わって行きたいですか?
適度にそばに居てもらいたいです。過去には入り込み過ぎたことで心も身体も壊してしまったこともあるので、遠過ぎず近過ぎずのバランスを保ち生活と共に在りたいです。
URL
Web:kogarashi.theshop.jp
Instagram:@____kogarashi
決済方法
現金, クレジットカード, 各種QR決済, 交通系IC
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