飯野夏実・荒井彩乃

東京
  • 陶芸・粘土
飯野夏実・荒井彩乃

◎飯野夏実
台東区でスタジオカラクサという工房を主宰しています。陶芸をはじめ、ウクライナの卵ピサンキの教室、大理石とガラスのモザイク、ビーズ編み、など色々な活動をしています。今回は金彩色絵の器とアクセサリー、そして「ピサンキの本」を出品いたします。新作の「顔」のお皿もご覧ください。

◎荒井彩乃
主にスリップウェアや和紙染めの技法を用いて器を制作しています。植物模様を表現することが得意で、その二つの技法を用いて自分の思い描く植物の姿を陶器に落とし込んでいます。また食器だけでなく、アヒルやお香皿など生活空間を楽しく彩るような作品も並ぶ予定です。それぞれ雰囲気の異なる陶器を楽しんでいただけたら嬉しく思います。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
(飯野さん)美大に入った時は、ガラスか木工かインテリアをやろうと思っていました。陶芸のことはまったく興味がなくて…。でも一人暮らしをはじめて料理をするようになったら、「器」に興味が出たという感じです。

(荒井さん)美大に入学した当初はガラスをやってみたかったのですが、1年次に木工やガラス、陶芸など様々な素材に触れる中で、陶芸は自分の手でかたちを作れることが、自分に一番合っていると感じ志すようになりました。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
(飯野さん)アイデアは急に降ってくるものではなく、長い間の好きなものの蓄積だと思いますので、できるだけ気に入った本は買ったり、食器や雑貨なども買って手元に置いたりするようにしています。10年くらい前に買ってそこらへんに置いてあったものからインスピレーションを得ることが多いのです。

(荒井さん)ふとした瞬間に、「これを作ろう!」「あれを描こう!」と突然思いつきます。一番思いつくことが多いのは、お風呂に入っている時や寝る前のリラックスしている時間な気がします。思いついたらなるべく忘れないよう、スケッチブックに描き起こすよう心がけています。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
(飯野さん)デザインを考える時は無音にしていますが、手を動かして作業に入ったら音楽、ラジオ、Youtube、などなにかしら耳の楽しみを用意しています。あとは休憩のコーヒー。

(荒井さん)作業前は必ず紅茶を飲み、芸人さんのラジオを聴きながら制作しています。

Q.飯野さんと荒井さん、お二人の出会いを教えてください。
(飯野さん)銀座のグループ展でご一緒しました。でも、同じ大学の同じ研究室の後輩なので、一度学校内でも会っているようです。

(荒井さん)初めてお会いしたのは、飯野さんが大学の上絵講義で特別講師として来られた時です。卒業後、銀座のグループ展でご一緒した際に意気投合し、それをきっかけに、現在は飯野さんのアシスタントをしながら自分の制作活動も行っています。

Q.お互いのお気に入りの作品とその理由やエピソードを教えてください。
(飯野さん)彩乃ちゃん、最近はカラフルなのが多いですが、私は茶色と黒のスリップウェアが好きですね。

(荒井さん)私は、ミルフルールの作品が好きです! とにかく手間がかかっている絵付けで、密度感のあるキラキラした花畑に可愛さがぎゅっと詰まった作品です。