橋本きおな

京都

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  • 陶芸・粘土
橋本きおな

京都市立芸術大学・美術研究科 工芸専攻 陶磁器細目を卒業した後は、1年半ほど多治見のアトリエで作陶していました。現在は、京都へ拠点を移して作家活動をしています。

土の質感や釉薬の色など、やきもの自体がもつ絵画的な要素を絵の具のように扱いながら、まるでキャンバスが立体に感じられるような作品を制作しています。想像上の風景や旅行先で見た景色、ドローイングなどを元に器に描いたりしているので、モチーフが気になるものがあればぜひお声がけください! 

作品はすべて手びねりで作っており、土に顔料を練り込んだり、様々な色や質感の釉薬を使っています。柔らかく、可愛らしい雰囲気が特徴です。やきものの色の重なりや、器に描かれている絵の世界観を楽しんでいただけたら嬉しいです。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
大学時代、1年次の後期に工芸科の「染織・漆・陶磁器」の3専攻すべてを経験し、その後進む専攻を決めるというカリキュラムがありました。その課題を通して、土という素材の造形の自由さや、釉薬がもたらす色彩と表情の豊かさに惹かれ、陶磁器専攻を選んだのがきっかけです。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
旅行先で見た景色や、思い出の写真を見返している時にアイデアが生まれることが多いです。行き詰まった時は、ひとまず手を動かして考えたり、釉薬や土のテストピースを見ながら実験的に制作したりして、そこから次の手がかりを掴むこともあります。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
好きなゲーム実況グループがあり、その配信や動画を流しながら制作するのがルーティンになっています。動画を見尽くしてしまった時は、K-POPやラジオを流したりもしています。

Q.焼成前の土色から鮮やかな色が現れるプロセスにおいて、偶然生まれる変化と狙った色とのバランスをどのように捉えて制作していますか?
焼成による偶然の変化を楽しみつつも、焼き物がもつ情緒性に頼りすぎないよう意識しています。土の選択や釉掛けは焼成後の仕上がりを想定しながら行うため、大きく外れることはあまりありません。ですが、部分的にこれまでやったことのない釉薬の掛け方を試したり、あえて少し流れやすい釉薬を使って他の色と混ざるようにしたりと、少しずつ“予想外”の要素を作ることで、常に新しい表情が生まれるようにしています。現象や色彩をある程度コントロールしながらも、自分の予想を少し超えてくるようなバランスを目指しています。

Q.絵の具でキャンバスに描くような表現とは異なり、釉薬や土という素材を用いて表現する絵画的アプローチの魅力はどこにありますか?
焼き物がもたらす偶発的な現象、色彩、質感には、見る人それぞれの感覚や記憶を呼び起こす余地があると考えています。絵の具は描き手の意図や思いが素直に表れる画材ですが、焼き物は焼成を経ることで、描いたものが一度“現象”として立ち現れます。絵画的なアプローチによって絵のように見えながらも、現象ひとつひとつの豊かな表情やゆらぎによって、見る人が自然と何かを思い出したり、別の景色に見立てたりすることができます。このように、受け手の内面的なイメージが自然と引き起こされる点が、大きな魅力だと考えています。

犬が描かれたカップやお皿。絵を眺めながら使っても、飾ってもかわいいです。

犬が描かれたカップやお皿。絵を眺めながら使っても、飾ってもかわいいです。

キラキラがついたマグカップ。底の部分もお花型になっていて、裏返してもかわいいです。

キラキラがついたマグカップ。底の部分もお花型になっていて、裏返してもかわいいです。

チェックと水玉柄の小皿。アクセサリーやお菓子入れに。

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カラフルな色土と釉薬による一輪挿し。

カラフルな色土と釉薬による一輪挿し。

カラフルな色土と釉薬による一輪挿し。

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景色が描かれたデザートプレートとティーカップ。多治見にある「喫茶わに」様にて、一部作品を使用していただいています。

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チェックと水玉柄のマグカップ。丸みのある形で、カフェオレやホットミルクが合いそうです。もちろんコーヒーや紅茶にも!

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