濵田里奈

栃木

MAP/73

  • 陶芸・粘土
濵田里奈

しんとした朝の雪原や空を舞う雪の結晶、黄緑色の新緑が森を包んでいたときのように、小さかったあの頃、当たり前のように側にあった優しい景色や匂いを器で表現できたなら。今思うのは、いつも側にある器の数々は、使う人を幸せにできているのだろうか、ということ。手に取った人のその先の暮らしが、ささやかな特別できらめくような器を作りたいと思い、作陶しています。

亜鉛華結晶という釉薬は、窯の炎から生まれます。私の予想を超えた美しさの時も、予想をはるかに下回り結晶が小さな時も、思い通りにはならない魅力があります。ぜひ、宝探しをする子どもの頃のようなワクワクした気持ちでブースに足を運んでいただけたら嬉しく思います。

Q.陶芸の道を志すこととなったきっかけや思いを教えてください。
これまで様々な仕事をしてきましたが、若い頃から抱いていた“職人への憧れ”がずっと心の中にありました。40代を迎え、本格的にものづくりの世界に入りたいと思ったタイミングで、ご縁のあった窯元にアシスタントとしてお世話になったことが今の道へ進むきっかけです。

Q.どんな瞬間に、どんなものやことからアイデアを引き寄せていますか?
もともとフランスのアンティークや、海外の古道具、小物が好きで、過去にアンティークショップに携わっていた頃に出会った美しいものたちから多くの刺激を受け、それが今の作品づくりにも繋がっています。

Q.音楽、道具、食べ物、空間など、手を動かす時に欠かせないものを教えてください。
作陶中は必ず好きな音楽を聴くようにしています。そのほうがぐっと集中でき、作品づくりのいろいろなイメージが湧いてくるんです。

Q.雪や海といった自然の景色を器に宿す作風が印象的です。結晶釉の配色はどのように組み立てているのでしょうか?
淡くて優しい色味になるよう心がけています。亜鉛華結晶はとても美しいのですが、合わせる色によって器の印象が大きく変わります。手に取った方が美しい自然の景色を想像していただけるよう、淡い色味を引き出すことを基本に配色を組み立てています。

Q.多様な作品を生み出していく中で、新しいシリーズや色の開発はどういったきっかけから始まりますか?
例えば、エメラルドグリーンが特徴の新作「新緑」は、益子の自宅から見える森の景色から着想を得ました。木々が嬉しそうに黄緑色から濃い緑へと染まっていく姿を毎年楽しみにしているのですが、「この美しい景色を器でも表現してみたい」と思ったことが制作のきっかけになっています。

ライオンのたてがみのように見える縁取りで名付けたLION plateです。結晶が舞うように様々な景色を楽しめます。

ライオンのたてがみのように見える縁取りで名付けたLION plateです。結晶が舞うように様々な景色を楽しめます。

手のひらサイズのミニオーバル。大好きなお菓子とキラキラした結晶を眺める、小さな贅沢時間を。

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氷のような氷結晶が舞うカフェオレボウル。朝食のヨーグルトやスープなどにおすすめです。

氷のような氷結晶が舞うカフェオレボウル。朝食のヨーグルトやスープなどにおすすめです。

凛花ツバメ皿。雪原や新緑の森、氷の張った湖の上を嬉しそうに飛んでいるツバメをイメージした器です。

凛花ツバメ皿。雪原や新緑の森、氷の張った湖の上を嬉しそうに飛んでいるツバメをイメージした器です。

結晶ゴブレット。大切な人と乾杯したり、頑張った自分へのご褒美に、輝く結晶を楽しみながら味わえるゴブレットです。

結晶ゴブレット。大切な人と乾杯したり、頑張った自分へのご褒美に、輝く結晶を楽しみながら味わえるゴブレットです。

線と雫ボウル。一筋の線から結晶が流れていく景色をお楽しみ頂けるボウルです。シリアルやヨーグルトなどに使いやすいサイズ。

線と雫ボウル。一筋の線から結晶が流れていく景色をお楽しみ頂けるボウルです。シリアルやヨーグルトなどに使いやすいサイズ。

「小さな奇跡」と名付けた手のひらサイズの壁掛け。様々な結晶の景色の中をツバメが羽ばたいています。炎から生まれる奇跡を。

「小さな奇跡」と名付けた手のひらサイズの壁掛け。様々な結晶の景色の中をツバメが羽ばたいています。炎から生まれる奇跡を。

猫用フードボウル。青を認識できる猫ちゃんに青色の結晶を使い制作しました。インテリアにも馴染むフードボウル。

猫用フードボウル。青を認識できる猫ちゃんに青色の結晶を使い制作しました。インテリアにも馴染むフードボウル。

流星に結晶を散りばめた箸置き。インテリアとしても楽しんで頂けます。

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