イベントの顔
2026.09.11
みなさまこんにちは! 手紙社のキモトです。
あっという間に9月ですね。「今年は夏らしいこと、何かできたかな」と思い返した時に、私がした一番夏らしいことは、地元の銭湯でかき氷を食べたことです。利用者向けに季節ものの食べ物を提供してくれる粋な銭湯でして、夏は毎年かき氷機を出しておいてくれます。お風呂上がりのほかほかの状態で、知らないおじいちゃんやおばあちゃんと食べる、味わい深い思い出になりました。

*この日はメロン味でした。
さて、みなさんはイベントの顔と言われて、何を最初に思い浮かべますか? 出店者、主催者、企画……。答えは十人十色だと思いますが、その中でも私があえてここで“顔”として挙げるならば、メインビジュアルと答えます。メインビジュアル(キービジュアルとも)とは公式サイトやフライヤーにポスター、SNSなどで使用しているイラスト、もしくは写真などをデザインした、会社や展示、私たちで言うとイベントのイメージを伝える役割を担っているものになります。クラフェスのみならず、手紙社のイベントのビジュアルは、情報だけではなく言葉では表しきれないような空気感をも伝えられる可能性があり、またグッズやマップにも取り入れられるため並々ならぬ思いが込められているのです。
自分たちの手掛けるイベントを隅々まで届けたい。この思いを胸に、妥協することなく私たちはビジュアルを決めています。今回のクラフェスでビジュアルを担当した私・キモトの場合も、写真にするべきかイラストにするべきか、イラストの場合はどんなタッチの人に描いてもらおうか、色づかいや普段描いているものがイベントの雰囲気とかけ離れていないか、など、一見当たり前に思えるかもしれないこと全てを、もう一度自分自身に問いかけて、手紙社と関わりのある作家さんだけでなく、初めましての作家さんも含めて検討していきました。
そんな熱い思いを持って臨んだビジュアル。今年のクラフェスは、fukucocoさんに描いていただきました。fukucocoさんは、私が手紙社に入社する前から注目していた方で、何気ない営みの様子や小さな幸せが描かれたイラストに、日々癒しをもらっていたのです。今年のクラフェスのテーマは「暮らしに根ざす、可愛いクラフト」。日々の生活に寄り添い、そして愛おしさも兼ね揃えた作品を生み出す作り手たちが集結します。そんなテーマをベースに、日常に溶け込みながら可愛らしさを表現できる作家、「どなたがベストマッチだろうか」とうんうん悩み、自分の頭の中で想像を膨らませていたある日、fukucocoさんのイラストが浮かび上がりました。その瞬間に、「カチッ」とパズルのピースがはめ込まれたような感覚になり、すぐさまチームのメンバーの共感も得て、依頼への段取りを始めたのでした。
初めましての作家さんとのやりとりは、いつもの10倍緊張感が増します。しっかりと依頼内容が伝わるだろうか、私たちの思いに共感してくださるだろうか、まるでラブレターのようにたっぷり思いを込めながら準備をし、連絡をしてから数日、前向きなお返事が到着した時の喜びは今でも忘れません。打ち合わせの際には「私自身、日々の営みを描くことが好きなので、クラフェスのビジュアルを描くことを嬉しく思います」と言ってくれたことに、さらに感激しました。正式に引き受けてくださり、そして、到着したのが、もうみなさんご覧になっているかと思いますが、上掲のイラストでした!
ご依頼して本当に良かったと、心から思いました。このイラストが存分に生きるようデザインされたポスターの画像もどうぞ!

ポスターやフライヤーはお近くの店舗やギャラリーにおいてあるかもしれません。手紙社の店舗には必ず設置してますので、ぜひ立ち寄った際には見てみてくださいね。
いつもの暮らしをちょっと豊かにしてくれる、かわいいクラフト。ぜひご覧ください。
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